道産っ子娘のスピリットに続け
離婚の数では日本一だってさ、大きな声じゃ言えないけどね・・・
待っても春など来るもんか・・・
見捨てて歩き出すのが習わしさ・・・
待っても春など来るもんか・・・
見捨てて歩き出すのが習わしさ・・・
中島みゆきの隠れた名曲の一つといってもよい「北の国の習い」の冒頭の詞である。
北海道の女の自立心の強さを謳っている。
北京での冬季オリンピックの期間中、私は北海道出身の娘たちの活躍に圧倒されっ放しであった。その間この曲が頭の中で鳴っていた。
5回目の出場になるクロスカントリーの41歳の石田正子(旭大高出身)をはじめ、北見市常呂町のロコ・ソラーレの藤澤五月等カーリング女子、十勝の高木姉妹、上川町の高梨沙羅、いずれも内面の芯の強さのようなものを伝えた戦いぶりであった。
勿論、スキージャンプ小林陵侑やスケート森重航も頑張ったが、彼女たちのパフォーマンスが上回った。
この2年、コロナ禍という見えない相手に連盟の学生諸君は振り回されてきたが、ようやく不安を抱えつつもグランドでプレーできるシーズンが到来した。
函館で、苫小牧で、旭川で、網走で、静かにこの時を待っていたわがリーグの学生諸君、この期間の心・技・体を解き放つ春である。
願わくば、北京での道産っ子娘達のスピリッツを引き継いでの熱い戦いを見せてほしい。
北海道学生野球連盟
会長山内 亮史